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フェレットの飼育ガイド:可愛らしさと課題を兼ね備えたペットの紹介

皆さんはペットとして動物を飼ったことはありますでしょうか?
家に一人だと寂しい!新しい家族が欲しい!動物が好きで一緒に暮らしたい!など理由は沢山あると思います(^^)
飼うことができる動物の種類も多く、また動物ごとの特徴や生活環境など考えることも多くなります。
今回はフェレットというイタチ科の人懐っこい動物を紹介します!

①フェレットとは
まずフェレットの大まかな説明をします!
人懐っこい性格をしていて、人間と一緒に暮らすのも得意な動物です。
小動物によっては全くなつかない動物もいますが、フェレットはなつくものの、飼い始めてから数ヶ月ぐらいはかかるそうです。
種類によって噛み癖が少なく、体格や毛並みなど特徴が分かれますが、犬などに比べて体の大きさは小さく、一人暮らしの部屋でも比較的飼育しやすいとされています。
また、ケージで飼育するのが一般的なので、部屋を荒らされる心配も少ないようです!

②なつき
動物を飼うときにまず気になることの一つとして、なつくかどうかです。
せっかくペットを飼うのならなついて欲しいし、仲良くしたいですよね!
飼い始めは新しい家、新しい人たちなど環境が大きく変わることもあり警戒心が強いため根気強くコミュニケーションをとることが大事です!

フェレットは頭が良いので、自分の名前を認識することができるので、頻繁に名前を呼ぶことでなついてもらいやすくなります。
さらに遊んでもらえると、この人は大丈夫な人だという認識が出てくるので、コミュニケーションをたくさん取るとフェレットも安心し信頼するようになるので、毎日最低1時間は時間をとって遊んであげることをおすすめします!

最初お迎えした時に、用意したフェレットケージの中にいれ一人にしてあげたり、最初はベタベタせずに一人の時間を与え、ハンモックやケージの中にいれる物に飼い主の匂いがする物を置いておいたりすると徐々に環境に慣れ始めていきます。

③お値段
仲良くできるかどうか!その次はフェレットって何円くらいするの?という疑問です。
フェレット自体の値段は約3万円〜10万円程ですが、去勢手術や臭腺除去手術などを出生地で行っているためその分の値段が上がっているそうです!

他にもフェレットは「チョコレート」「セーブル」「アルビノ」「シルバー」「バタースコッチ」などの毛色があり、その種類によっても値段が変わっているようです。
さらにファームで生まれ日本などに輸出されているので、そのファームによって体格や毛色などの特徴があるため、これらによって値段が決まったりもするそうです。

③揃えるもの
フェレットを飼う際に何を揃えたらいいの!と分からないことも多いですよね?
なので買い揃えた方が良いものを下記にリストアップしたので、ぜひ見てください!

・ケージ・水飲みボトル・爪切り・歯ブラシ・ケージ内マット・ハンモック2個・餌のボウル・おもちゃ・トイレ砂・トイレボックス・餌を数種類・スコップ(トイレ砂掃除用)・空気清浄機・加湿器の合計14点を最低限揃える必要がありました。
ハンモックはすぐに汚れてしまうので清潔に保つためにハンモックは最低2枚揃えるのがおすすめです。
空気清浄機と加湿器は、臭いの改善とフェレットの住む環境は湿度40%〜60%の間が望ましいという情報があるので入れてあります。

④エサ
フェレットってどんなもの食べるの?と思った方もいますね。どんなフードを用意したらいいのか、さらに注意点などを説明していきます!
フェレットは肉食なので、動物性たんぱく質、高たんぱく、高脂質なフードをあげないといけません!
フェレットフードを決める上で見るべき栄養素は
・たんぱく質36%以上
・脂質18%以上
・繊維質2〜3%以下
・灰分7%以下
となっています(^^)

フェレットフードは輸入品が多く品切れや生産中止になる危険性があるので、1種類のフードで育てるのではなく、2〜3種類以上を混ぜてあげて、突然の品切れなどに対応できるようにしておくことをおすすめします!
なぜならフェレットはこだわりが強く、フードが突然変わったりすると一切、フードを食べなくってしまうことがあるからです(^^;;
栄養素の違いを考えてフードを混ぜることで、フェレットに充分な栄養を与えることができて、さらに品切れになってしまった場合も他のフードがあるから大丈夫!
という風に柔軟に対応できるようになります。

⑤費用
フェレットって飼ったら1ヶ月にどのくらいの費用がかかるの?っていう疑問もあるかと思います!
1匹『1ヶ月13200円』くらいの費用がおおよそかかります。
保険料: 3360円
トイレ砂: 2900円
フード: 7000円
最低限、上記は絶対に必要な費用です!
保険料は保険によって変わるので、上の値段ではありませんが、万が一に備えて保証が充実した保険を今回選びました。

病院代やワクチン代など育てていく過程でかかる費用は色々とあるのである程度経済的余裕を持って飼われることをオススメします!

⑥飼う際のデメリット
ここまで飼う際にどんな準備をしたら良いか、どのくらいお金がかかるかなど見ていきましたが、もちろんそれ以外にも大変な面はあります。
フェレットは可愛いし、猫や犬に比べると初期費用も安い!
という良い点もあり飼いやすいのですが、他の動物と比べて病気にかかりやすい動物なので、病院代がかかってしまうのはデメリットなのかと感じました。
後は先述した通り、しつけが大変ということです。
フェレットは個体にもよりますが、噛み癖を持っている子が多いそうなので、しつけは難しそうだと感じました。

フェレットのしつけ方法は、調べて色々と出てきましたが一番大事なのはやっぱり、忍耐強く接する事とたくさんの愛情なので根気強くしつける覚悟が必要なようです!

⑦まとめ
ここまでフェレットの飼育について6点ほどまとめさせていただきました!
もちろん可愛くて愛くるしいことには間違いないのですが、やはり難しい点もあるのが現実。
飼いたいという気持ちだけで後先のことを考えなければ、しっかりとした飼育もできませんし、途中で投げ出してしまうこともあるかもしれません。
先程書いたように、なつくのにも少し時間がかかってしまいますので、しっかりと覚悟を持って飼うことをお勧めします!
飼うならもちろん仲良く一緒に過ごしたいですもんね(^^)

悩むことも多いフェレットですが、懐いてもらえたら賢い子もいて本当に仲良く過ごすことができると思うので、もしお迎えしようと考える方は参考にしていただけると幸いです!!

動画で見たい方はこちら!!

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